~立脚中期に隠された秘密~
目次
1. 発見:「歩く=両足」ではなかった!
「歩く」というと、両足を交互に出すイメージがありますよね。
でも実は、歩行の半分以上は“片足で立つ”時間なのです。
右足を前に出すとき、左足だけで体を支えている。
左足を前に出すときは、右足だけで体を支えている。
この「片足で支える時間」を専門的に 立脚中期 と呼びます。
ここが安定しているかどうかで、歩行の安全性や転倒リスクが決まるのです。
2. 学び:頭と体幹が“最高位”にあることの意味
立脚中期で最も大切なのは、頭と体幹(胴体)が体の頂点=最高位にあることです。
- 麻痺足の真上に頭と体幹をまっすぐに乗せる
- 支持基底面(足の裏)に重心をしっかり落とす
これができて初めて、次の一歩を安全に出す準備が整います。
逆に頭や体幹が外に傾いてしまうと――
- 麻痺足に体重が乗らずにフラつく
- 歩幅が小さくなる
- 転倒しやすくなる
といった悪循環に陥ってしまいます。
つまり「片足立位を練習すること=立脚中期を安定させること」が、歩行回復に直結するのです。
3. 娯楽:遊び心で練習を楽しくする工夫
リハビリは真剣なものですが、ちょっとした遊び心を入れると続けやすくなります。
- 鏡の前で片足立ちしながら「天井に向かって背を伸ばすポーズ!」と決める
- ご家族と一緒に「何秒立てるかゲーム」にする
- バランスが崩れそうになったら「ヨットが揺れてる!」と笑いに変える
練習を“遊び”に変えることで、自然と回数が増え、本人も家族も前向きに取り組めます。
4. 感動:5秒の片足立ちが家族の涙を呼んだ日
ある患者さんは、発症から半年以上「麻痺足には体重をかけられない」と悩んでいました。
「無理です、怖いです」と言っていたその方が、片足立位練習を少しずつ続けていった結果――
ある日、麻痺足で5秒間まっすぐ立つことができたのです。
「やった!立てた!」と患者さん自身が笑顔に。
ご家族はその姿に涙ぐみ、「また一歩、前に進めたね」と声をかけました。
片足で立つたった数秒が、本人と家族に大きな感動をもたらす瞬間になったのです。
5. 実践:片足立位エクササイズのポイント
安全第一
- 手すりや壁につかまりながら行う
- 家族が後ろから見守る
短時間から
- 最初は2~3秒でも十分
- 少しずつ時間を延ばす
意識すること
- 「頭から天井に引っ張られている」イメージ
- 麻痺足の真上に体幹をまっすぐ乗せる感覚
まとめ
- 歩行は「片足で立つ時間」が核心
- 立脚中期に頭と体幹を最高位に置くことが安定の鍵
- 片足立位練習は歩行回復と転倒予防に直結
- 遊び心を取り入れると楽しく続けられる
- 小さな成功が、本人と家族の感動につながる
片足で立つ数秒の練習は、「歩けるようになる未来」を育てる大切な一歩です。
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ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
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