

脳卒中後の歩行障害。
「もう以前のようには歩けないのでは…」
そう感じてしまう方は少なくありません。
しかし結論から言えば、歩行の再獲得は“可能”です。
ただしそのためには、「筋力をつける」だけでは不十分。
脳・神経・身体の“つながり”を取り戻すリハビリが必要なのです。
札幌市で訪問施術を行う「ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ」では、鍼灸・手技・動作訓練を組み合わせ、歩く力を“再構築”する支援を行っています。
多くの方は「足が弱ったから歩けない」と思われます。
しかし実際には、脳が「歩き方」を忘れてしまっている状態なのです。
脳卒中によって神経回路が損傷すると、
といった反応が起こります。
つまり、「歩けない」というのは身体だけの問題ではなく、脳と心の問題でもあるという新たな発見がここにあります。
歩行の回復には、身体・神経・心の3つの軸を整える必要があります。
脳卒中後の神経回復には、YNSA(山元式新頭鍼療法)が特に有効です。
頭皮の特定部位に鍼を打ち、脳の可塑性を促進。
神経の「再教育」を行うことで、歩行リズムの再構築をサポートします。
拘縮(こうしゅく)した関節や硬直した筋肉を、手技によって丁寧に緩めます。
これにより、足の動きがスムーズになり、転倒リスクが減少。
単に「動かす」ではなく、「感じながら動かす」練習を重視します。
たとえば、
これが、「再び歩くための3つの柱」です。
リハビリは“継続”が命です。
でも、続けることが一番難しい。
そこで当院では、「遊び」を取り入れたリハビリを提案しています。
たとえば、
こうした遊び心を加えると、患者さんも笑顔になり、リハビリが“義務”から“楽しみ”へと変化します。
笑いがあるとき、人は自然と筋肉がゆるみ、神経が開き、学習が早まるのです。
札幌市北区にお住まいの70代男性。
脳卒中後、半年間はほとんど歩けず、「もう無理だ」と諦めかけていました。
初回の訪問施術では、YNSAとマッサージで筋緊張を和らげ、
少しずつ“体重を麻痺足に乗せる感覚”を取り戻していきました。
2か月後、彼はこう言いました。
「昨日、家の中を杖なしで5歩歩けたんです」
奥様は泣きながら拍手されました。
この瞬間、“歩く”とは身体の回復だけでなく、“生きる希望”そのものだと実感したのです。
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
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