MENU
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
初めての方は先ずはLINEでお問合せ下さい。LINEでのお問合せはこちらから!
  1. ホーム
  2. 脳卒中
  3. 第6回 “良くなる実感”がない日こそ、続ける意味がある

第6回 “良くなる実感”がない日こそ、続ける意味がある

2025 7/12
目次

~静かに積み上がる「見えない回復」を信じる力~


■ はじめに:回復していない気がする、そんな日が来たら

「今日もまた、動かない」
「リハビリは続けているのに、何も変わらない気がする」

──脳卒中後のリハビリ生活では、必ずそう感じる日が訪れます。
がんばっているのに、進んでいる実感が持てない。
まるで時間だけが流れて、回復が止まったように感じる──。

けれど、“変化が見えない日”は、何も起きていない日ではありません。

むしろ、身体と脳の深いところで、「目に見えない回復」が積み上がっている時間なのです。
今回はその「静かな進化」に気づく方法と、焦りに心を飲まれない考え方をご紹介します。


■ 回復の本質は「階段」ではなく「波」

脳卒中の回復は、決して階段のように一定のペースで上がっていくものではありません。
それは“波”のようなものです。

上がったり、下がったり、同じところにとどまったり。
でも、見えないところで確実に、脳と身体のつながりが再構築されているのです。

▽リハビリの波の2つのフェーズ:

フェーズ見た目の変化内側で起きていること
A期あまり変化がない神経の再配線・脳内の学習・感覚の調整
B期突然の改善が見えるA期での準備が実を結び、新しい動作が出現

つまり、「何も変わらないように見える時間」こそが、次の変化を生む“根の時期”なのです。


■ メタ認知:自分の“進んでいない気持ち”を客観視する

では、実感が持てないとき、どうやって「前に進んでいる自分」を確認すればいいのでしょうか?

そこで大切になるのが、メタ認知的セルフチェックです。


✅ 自分への3つの問いかけ:

  1. 「できたこと」が何か、すぐに言えますか?
     → たとえ小さくても、昨日と違う何かを挙げてみる。
  2. 「できなかったこと」を分析できていますか?
     → 失敗ではなく、「次の課題」に言い換えてみる。
  3. 「今日はダメだった」と感じたとき、何を根拠にしていますか?
     → 実感だけでなく、客観的な動作や姿勢の変化に目を向ける。

このように、自分の感じたこと・考えたこと・行動を“外から眺める視点”を持つと、
「進んでない」という主観を疑うことができます。


■ “停滞期”を有意義にする3つの習慣

① 「何もしない自分」を肯定する日をつくる

疲れている、やる気が出ない、気持ちが落ち込む。
そんな日は、無理にやらず、“何もしない”ことを選ぶ勇気も必要です。

✔「休む」ことも、脳と身体にとって大切なリハビリです。


② 「過去の自分」と静かに対話する

他人と比べるのではなく、1週間前、1ヶ月前の自分と向き合ってみましょう。

✍日記やメモ、写真や動画で振り返ると、
「あの時できなかったことが、今はできている」と気づけます。


③ “何も変わらない”日を「点検と観察の日」に変える

変化が見えないなら、「維持できていること」に目を向けてください。

  • 姿勢が保てた
  • 声かけに返答できた
  • 食事の姿勢が崩れなかった

すべてが、「失わずに守れている力」です。


■ ご家族へ:何も言わない“同席”が、何よりの支援になる

停滞期は、ご本人が自分を責めがちです。
そんなとき、励ましよりも効果的なのは──

✔「言葉にならない気持ちに、付き添ってくれる存在」になること

無理に「大丈夫」と言わなくても構いません。
ただ静かにそばにいて、「今日はゆっくりしようか」と声をかけてあげてください。

それだけで、「理解されている安心感」が生まれます。


■ まとめ:目に見えない日こそ、確かな積み重ねの日

リハビリは「昨日より今日がよくなる」ことだけを目指すものではありません。
**「変わらずにいる力」「諦めずにいる意思」「続けている日々」**が、
いずれ必ず、目に見える形で“跳ね返って”きます。

「今日、あまり変わらなかったな」と思ったら、こう言い換えてください。

「今日もよく耐えた。
変わらない日を、手放さずに歩けた。
私は進んでいる。」


🌱 今日からできる“ひとつだけ”の行動

✅ 寝る前に、自分にこう問いかけてください。

「私は、何を続けている?」

たとえその答えが、「ベッドから起きること」でも、「毎日食べること」でも、
それはあなたが明日へ向かって進んでいる証拠です。

脳卒中 マインドセット

コメント

コメントする コメントをキャンセル

  • メニュー
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • 料金
  • よくある質問
目次