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【第4回】”動かす”より先に“感じる”を取り戻す

2025 7/11

~感覚の目覚めが、手足ともう一度つながる鍵~


目次

■ はじめに:「動かしたい」の前に必要なこと

脳卒中のリハビリといえば、まず「動かす練習」を思い浮かべる方が多いでしょう。
もちろん、動かすことはとても大切です。

でも、「動かす前に必要なこと」があるのをご存知ですか?

それは、“感じる力”を取り戻すことです。


■ メタ認知の視点:あなたの「手足の感覚」、本当に気づいていますか?

脳卒中後の体は、自分の手足であっても、どこにあるのか分からないと感じることがあります。
これは、「感覚の低下」や「自己身体認識(ボディイメージ)」の混乱が起きている状態です。

そこで、まず問いかけてみてください。

✅「私は今、右手の位置を“感じられている”だろうか?」

✅「足がどこにあるのか、言葉で説明できるだろうか?」

このような「感覚への問いかけ」が、動かす前の“つながり直し”になります。


■ 感覚が“目覚める”ことで得られる3つの変化

感覚への気づきが戻ってくると、次のような変化が起こり始めます。

感覚の変化実際に起こること
自分の手や足の位置が分かるようになる動作がスムーズになり、転倒が減る
手の重さや冷たさに気づける手を守ろうとする動作が自然に出る
タッチの感覚が戻る物を「触る」「握る」の動作がしやすくなる

🔑「感じられること」は、「動かせること」の土台になります。


■ 具体的な実践:「触れて、感じて、声に出す」感覚リハのすすめ

以下のステップで、感覚の再認識をうながしていきましょう。


✋ステップ1:触れる

麻痺側の手や足を反対側の手や、ご家族の手で優しくさわる。
手のひら・指・足の甲・ふくらはぎなどを丁寧になでます。


👀ステップ2:見ながら感じる

触れている場所を見ながら、
「ここが自分の手だ」「ここが足の外側だ」と意識して観察します。


🗣ステップ3:声に出す

触れた感覚を言葉にしてみましょう。
「少し冷たい」「重い感じがする」「あまりわからないけど、触られてるのは分かる」──
どんな感覚でも構いません。“気づこうとする姿勢”そのものが、脳に刺激を与えます。


■ ご家族のためのアドバイス:「感じること」への付き添いは、最も大切な支援です

動かす練習に比べて、“感じる練習”は地味に見えるかもしれません。
でも、ここが抜けていると、どれだけ筋力が戻っても動きはギクシャクしたままです。

患者さんが「感じられない」と言っても、責めず、比べず、
「少しずつ戻るから、焦らなくていいよ」と声をかけてください。
触れる・見守る・一緒に驚くことが、感覚を育てる一番の近道です。


■ まとめ:感覚を「感じようとすること」から、体との再接続が始まる

麻痺した手足は、“ただ動かなくなった”のではありません。
「自分の体という実感」が薄れているのです。

その感覚を少しずつ取り戻していくことで、
あなたの手足は、もう一度“自分のもの”として戻ってきます。


🌱 今日からできる“ひとつだけ”の行動

✅ 寝る前に、自分の手や足を「3秒ずつ」やさしくなでてみましょう。
そのとき、「ここが私の手」と心の中でつぶやいてください。

それだけで、脳と体の「会話」が再開されます。

脳卒中 マインドセット

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