MENU
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • よくある質問
  • 「無料体験」申込み
初めての方は先ずはLINEでお問合せ下さい。LINEでのお問合せはこちらから!
  1. ホーム
  2. 脳卒中
  3. 【第3回】なぜ筋肉が勝手に緊張するのか?

【第3回】なぜ筋肉が勝手に緊張するのか?

2025 7/04

~感情と身体の“つながり”に気づいたとき、力が抜け始める~


目次

■ はじめに:その「力み」、心からきているかもしれません

「何もしてないのに、手がぐっと曲がってくる」
「“力を抜いて”と言われても、うまく抜けない…」

脳卒中の後遺症でよく見られる“筋肉の勝手な緊張”。
これは「痙縮(けいしゅく)」と呼ばれ、脳のダメージによって筋肉の制御が難しくなる状態です。

でも実はそれだけでなく──
その力みは、“気持ちの緊張”が引き金になっていることも多いのです。


■ メタ認知の視点:「筋肉の力み」だけじゃなく、「心の力み」に気づく

力が入ったとき、まずは自分にこう問いかけてみましょう。


🔍「いま、私は“どんな場面”で力んだ?」

たとえば:

  • 家族に話しかけられたとき
  • 苦手な動きをしようとしたとき
  • 失敗しそうで怖かったとき

🔍「いま、私は“どんな気持ち”だった?」

  • 焦っていた
  • 不安だった
  • 自信がなかった
  • 誰かの目を気にしていた

このように、筋肉の緊張が「心の反応」とセットで起きていることに気づけると、
「力んでしまう自分を、責めなくてよくなる」のです。


■ なぜ“心”が緊張すると“筋肉”が硬くなるの?

脳卒中後の脳は、まだ混乱しています。
そんな中で「不安」や「恐怖」を感じると、身体は身を守ろうとして、無意識に“ギュッ”と力を入れます。

これはまるで、自動車のブレーキが勝手にかかっているような状態。
つまり、気持ちが緊張すると、身体も守りの姿勢に入ってしまうのです。


■ 具体例:「筋肉が力んだときメモ」で“気づきのループ”をつくる

次のような簡単なメモを1日1回つけてみましょう。

いつ?(時間帯・場面)身体の反応(どこが力んだ?)気持ち(どんな感情?)
昼食後、コップを持とうとした右腕がぐっと縮こまったこぼしそうで焦った
リハビリ中に立とうとした左足がピーンとつっぱった転びそうで怖かった
家族に「がんばって」と言われた全身がこわばったプレッシャーを感じた

このような「自分の心と体の反応」を客観視することで、脳と筋肉のつながり”やさしくほぐしていく”ことができます。


■ ご家族へのアドバイス:言葉がけで力みをほどく

ご本人が「自分の心に気づけるようになる」までには時間がかかります。
そのため、家族の声かけがとても大切です。

☑こんな声かけが◎:

  • 「焦らなくて大丈夫だよ」
  • 「そのままでいいよ、ゆっくりで」
  • 「今日、少し疲れてるかな?」

→ このように「結果」よりも「気持ち」に寄り添う声かけが、身体の緊張を自然にゆるめていく力になります。


■ まとめ:「力が抜けない日」も、気づけたら回復が始まっている

筋肉が勝手に力んでしまうのは、身体が悪いからではありません。
その裏には、必ず「心の動き」があります。

だからこそ──

✅「今日はなぜ力が入ったのか」に気づけただけで、それは“リハビリ”になっているのです。

焦らず、責めず、自分の“感じていること”を見つめる。
それができる人から、少しずつ、身体の“余白”が戻ってきます。


脳卒中 マインドセット

コメント

コメントする コメントをキャンセル

  • メニュー
  • 施術内容
  • 施術の流れ(脳卒中片麻痺患者の方の一例)
  • 料金
  • よくある質問
目次