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脳卒中後遺症になったら、まず最初にすべきこと

2025 7/03

~自宅に戻ったその日から始まる、新しいリハビリ生活~


目次

はじめに:回復の道は「ここから」始まります

脳卒中は、ある日突然、人生を大きく変えてしまいます。

倒れた日から、救急搬送、急性期病院での治療、そして回復期のリハビリ。
多くの努力を重ね、ようやく退院。
「家に帰ってこられた」――この一歩は、確かな希望です。

でも、自宅に戻ったその日から、こんな不安も出てくるのではないでしょうか?

  • このまま回復していけるのだろうか
  • 動かない手足をどうすればいいのか
  • 家族に迷惑をかけたくない
  • 何から始めていいかわからない

本記事では、そんな「退院直後の今」だからこそ必要な、最初のステップをお伝えします。


現在の身体の状態(想定例)

  • 上肢・下肢ともにブルンストロームステージ2(動きは極めて少なく、筋緊張が強い)
  • 下肢は装具をつけて杖歩行可能
  • 上肢は屈曲姿勢が強く、日常生活ではほとんど使えない

このような状態の方、またはそのご家族を想定して、具体的な対処法を整理しています。


1. 「まず動かす」ではなく「悪化を防ぐ」ことが先決です

退院してすぐに「もっと動けるようになりたい」「歩けるようになりたい」と思うのは当然です。
ですが、ここで最も大切な考え方は:

「いまの状態をこれ以上悪化させない」こと

特に注意が必要なのは以下の3点です:

✅ 関節のこわばり(拘縮)
→ 動かない関節を放置すると、どんどん固まり、痛みが出て、着替えや清拭すら難しくなります。

✅ 筋肉の緊張(痙縮)
→ 力が入りすぎた状態が続くと、姿勢が歪み、歩行にも悪影響が出ます。

✅ 二次障害(亜脱臼・褥瘡など)
→ 特に麻痺側の肩が下がると、痛みや亜脱臼を引き起こすことも。

🔸アドバイス:
動かす前に「守る」が基本。医療者や施術者と一緒に、現状維持の方法を確認しましょう。


2. 正しいポジショニングと姿勢が、リハビリの“土台”になる

寝ている時間が長くなると、姿勢の悪さが回復を妨げる要因になります。
「手がだらんと下がっていないか」「身体が傾いていないか」など、姿勢を整える工夫がとても重要です。

✔ 実践ポイント:

  • ベッドではタオルやクッションを使って腕と脚を支える
  • 麻痺側の腕は心臓より少し高めに保ち、だら下がりを防ぐ
  • 食事中は背中を支えて、骨盤を立てるような座り方を意識する

🔸補足:
ご家族が1日1回、「姿勢チェック」を一緒に行うだけで、回復スピードが違ってきます。


3. 訪問リハビリ・施術は“早めに”取り入れるのがコツ

「退院して様子を見てから」では、少し遅いかもしれません。
在宅でのリハビリは、“始めるタイミングが早いほど、回復のチャンスが増えます”。

▼ こうした方に特におすすめ:

  • 外出に不安があり、病院への通院が難しい方
  • 上肢のこわばりが強く、関節拘縮が心配な方
  • 自主トレーニングだけでは不安な方
  • ご家族の介護負担を少しでも軽くしたい場合

訪問マッサージや鍼灸、リハビリスタッフの支援は、医師の同意のもと、健康保険で受けられる場合も多くあります。

🔸効果の一例:

  • 拘縮の予防
  • 筋肉の緊張緩和
  • 痛みの軽減
  • 起き上がり・座位・歩行など、日常動作の改善

4. 焦らず・比べず・振り返る習慣を

脳卒中の回復は、「1日で大きく良くなる」ということはほとんどありません。
でも、**“1ヶ月で見たら少し良くなっている”**というケースはたくさんあります。

✔ 大切にしたい3つの習慣:

  • 「昨日の自分」と比べる
  • 「小さな進歩」を記録する(例:手帳やスマホのメモ)
  • 「うまくいかない日」も肯定する

🔸補足:
「動かなかった手が少しだけ緩んだ」「足が上がる角度が1cm伸びた」
こうした気づきが、希望につながり、継続力になります。


5. ご家族へ:あなたの「困りごと」も、支援が必要です

脳卒中の在宅生活は、ご本人だけでなく、ご家族の生活も大きく変わります。
でも、“家族が無理をしすぎると、支援が続かなくなる”ことを知っておいてください。

  • ご家族だけで抱え込まず、訪問施術・ヘルパー・ケアマネージャーなどの専門職を活用しましょう。
  • 「手が痛い」「食事介助が難しい」など、“困っていること”を言語化することがスタートです。

おわりに:自宅での生活が「回復の場」になるために

脳卒中の後遺症があっても、回復のチャンスは毎日の生活の中にあります。

「動かない」「戻らない」と感じるときこそ、
小さな変化に気づき、支援を受けながら一歩ずつ前に進むことが何よりも大切です。

🌱 あなたの人生は、まだ終わっていません。
家という場所で、安心してリハビリを進めていけるよう、私は訪問施術の専門家として、
ご本人とご家族の両方を支え続けます。

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