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【第2回】脳卒中と“見えない症状”

2025 7/22
目次

感情が爆発する妻に、どう寄り添うか?

― 高次脳機能障害と共に生きる家族の再出発


◆ プロローグ:妻が別人のように見えた日

ある日の夕方、
食事の支度中に妻が突然、声を荒らげた。

「なんでそんな言い方するの?!」
「私のことなんて、どうでもいいんでしょ!」

怒鳴ったかと思えば、そのままうずくまって泣き出す。
言い争いをした記憶もないのに、会話が崩れ落ちる。

3ヶ月前に脳出血を発症し、今は自宅療養中の妻。
手足の動きはある程度戻ってきたけれど、心が、別人のように感じる日がある。

これは珍しいことではありません。
脳卒中後に起こる「高次脳機能障害」という、“見えない症状”が関係しているのです。


◆ 「身体」は回復しても、「感情」は取り残される

高次脳機能障害とは、記憶・注意・判断・感情のコントロールなど、
“人らしさ”を司る機能がうまく働かなくなる後遺症です。

  • 些細な一言で怒り出す
  • 同じ話を繰り返す
  • 頼んだことをすぐ忘れる
  • 感情のスイッチが極端で、抑えられない
  • 相手の気持ちを想像するのが難しくなる

外見は元気に見えることも多く、「なぜそんなこと言うの?」「わざとやってるの?」という誤解が起こりやすいのです。

家族としては、
「一体どこまで本人の意思で、どこからが病気の影響なのか」
わからなくなり、心がすり減っていきます。


◆ 「支える側」の心が折れてしまうとき

リハビリ中、あるご家族がこうつぶやきました。

「頑張っているのは分かってる。でも、感情をぶつけられると、正直しんどい。
自分のほうが壊れそうになることがあるんです。」

これは、誰にでも起こりうる“心の限界”です。

  • 「元に戻ってほしい」と願いすぎる
  • 「自分さえ我慢すれば」と思い込む
  • 「この人はもう変わってしまった」と見切ってしまう

こうした思いが重なって、
いつしか「支える」は「背負う」になり、自分を見失っていきます。


◆ メタ認知で見えてくる、“本当の妻”と“本当の自分”

ここで必要なのが、「メタ認知」の視点です。

それは、

自分自身の思考・感情・判断を、“一歩上の視点”から眺め直すこと。

たとえば、こう問いかけてみてください。

  • 「今、私は“何に”傷ついているのだろう?」
  • 「私は“どういう妻であってほしい”と期待していたのか?」
  • 「彼女は本当に怒っているのか? それとも、助けを求めているのか?」

このように“心の内側の声”を言葉にする習慣がついてくると、
目の前の感情の爆発を、“攻撃”ではなく“表現”として受け取れるようになっていきます。


◆ 感情の嵐に“言葉”でなく“身体”で寄り添う方法

感情を抑えられない人に、
「落ち着いて」と言っても逆効果になることが多いのはご存じでしょうか?

むしろ、「何も言わずに、そっと隣に座る」
「深呼吸する音をわざと聞かせる」
「お茶を淹れて渡す」

といった“言葉のいらない共鳴”のほうが、効果的なときがあります。

なぜなら、感情は“理屈”ではなく“身体”の反応だから。

そこで有効なのが、鍼灸などの身体からの介入です。


◆ 鍼灸ができること──“感情のゆらぎ”に身体から静かに触れる

当院では、感情不安定をともなう高次脳機能障害の方に対して、次のような施術を行っています。

アプローチ目的効果の実例
YNSA(頭鍼)脳の代償領域を刺激し、感情抑制や集中力を整える「急な怒り」が減った、「思考がクリアになった」と報告多数
自律神経調整(腹部・背部)副交感神経を高め、情緒の安定を促す睡眠改善、不安軽減、感情の波が緩やかに
経絡調整+手足末端刺激脳幹と末梢神経をつなぎ直す手足の違和感・しびれ・苛立ちが軽減

🔹 重要なのは、「心を治す」のではなく、「身体が落ち着くと心も変わる」こと。


◆ 寄り添うとは、「耐えること」ではない

ここであらためて考えてみたいのは、
「寄り添う」とは何か?という問いです。

「相手の状態に合わせて、自分を犠牲にすること」ではありません。
「正しさを教えること」でもありません。

寄り添うとは──
“共に揺れながらも、壊れずにそばにいる力”を、
少しずつ育てること。

そしてそれは、自分自身の感情にも、優しくなることから始まります。


◆ 結論:「怒る妻」と「悲しいあなた」は、両方とも“回復の途中”にいる

  • 感情が爆発するのは、脳がまだ回復の途上にある証
  • 寄り添いきれない日があっても、それは“失敗”ではない
  • 支える側の「自分の感情」に気づくことが、支援の第一歩になる

そして、“体から変えていく回復”も、確かに存在する。

私たちは、その静かな道を一緒に歩く鍼灸院でありたいと願っています。


脳卒中

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