

脳卒中の後遺症で「歩くことが不安定になった」「片足が動きにくい」「転びそうで外出が怖い」――。
このようなお悩みは、札幌市内でも多くのご相談をいただきます。
しかし、通院が難しい、家族の介助が必要、体調に波がある…という現実もあり、自宅でできるリハビリへのニーズが年々高まっています。
この記事では、訪問鍼灸マッサージ師として32年以上の経験を持つ施術者が、
「脳卒中後遺症による歩行障害に対して、自宅で取り組める具体的な改善アプローチ」
をわかりやすくご紹介します。
脳卒中の後遺症では、以下のような身体機能の低下が見られます。
これらは単独ではなく複合的に絡み合い、歩行を不安定にさせてしまうのです。
「難しいトレーニング」は必要ありません。
大切なのは、“自分に合った小さな積み重ね”を、専門家のサポートと共に続けることです。
以下は、実際に訪問施術で行っている改善アプローチの一部です。
📝 目的:体幹・重心感覚を取り戻すことで、転倒予防に直結します。
📝 目的:力が入りやすくなり、自然に「一歩」が出やすくなる状態を整えます。
歩くという行為は、
という一連の流れで成り立っています。
それを1つ1つ丁寧に分解し、動きの再教育を行うことで、
「歩くってこうだったな」という感覚が戻ってくるのです。
Q1. 訪問リハビリと通所リハビリの違いは?
→「ご本人の自宅の環境」でアプローチできるのが訪問の大きな強みです。生活動線を直接確認しながら、転倒リスクなどの対策もできます。
Q2. 健康保険は使えますか?
→はい、医師の同意書があれば健康保険の適用が可能です(1〜3割負担)。
Q3. 介護保険とは併用できますか?
→はい、訪問鍼灸マッサージは「医療保険」扱いのため、介護保険の枠を圧迫せず併用可能です。
当院「ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ」では、
で、札幌市全域に訪問しております。
歩けなくなることで、外出や人との関わりが減っていく…。
そんな“孤立の悪循環”を防ぐためにも、「自宅でできるケア」こそが希望の第一歩です。
「もう一度、歩きたい」
「もう一度、家族と散歩したい」
その想いを、私たちは全力で支えます。
ゆかわ訪問はりきゅうマッサージ
「退院後のリハビリに不安がある」「歩行をもっと安定させたい」など、どうぞお気軽にご相談ください。
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